チキソトロピー
チキソトロピーとは剪断応力を加えた時間経過につれて粘度が減少する現象 のことです。プリンやゼリーをスプーンでかき混ぜた時、大地震の液状化現象も、広い意味ではチキソトロピーと言えます。
ペーストには重い粒子が液体中で長期間沈殿せず分散状態を維持する粘性が求められます。印刷時に高い粘性のままであると、平滑に薄く塗布することが難しくなります。しかし、チキソトロピー性があると、印刷時にペーストへ加わる剪断応力によって粘性が低下し、印刷品質を向上させることができます。
住友金属鉱山はお客様の要求に合わせてペーストのチキソトロピー性を設計・調整する技術を保有しています。
最終編集日:20230725
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