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鉄ニッケルコバルト系
合金粉
【開発品】

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鉄ニッケルコバルト合金粉の特性

湿式合成技術を応用して開発された微粒子と
均一な粒度分布

詰める

平均粒子径
0.2~1.0μm
シャープな粒度分布

詰める

結晶性:
数㎚から数十㎚の
美結晶な集合体

耐える

表面処理:
特殊な表面被覆による
電気絶縁性と耐酸化性

調整する

磁気特性の調整:
磁気特性の最適化可能、
高い飽和磁束密度(Bs)※

※特に軟磁性材料用途における特性。

鉄ニッケルコバルト合金粉の特長

微細粉、組成・磁気特性の制御、表面コート

・カスタマイズ: 組成比、粒径、表面処理をお客様の要件に合わせて調整可能
・粒子形状:平均粒子径0.2~1.0μmで、シャープな粒度分布。
・結晶性:数㎚から数十㎚の微結晶の集合体
・表面処理:特殊な表面被覆による電気絶縁性と耐酸化性
・磁気特性の調整: 組成の調整により、磁気特性をニーズに合わせて最適化。特に、軟磁性材料用途では、高い飽和磁束密度(Bs)が特長

グラフ:粒度分布

鉄ニッケルコバルト合金粉のラインナップ

さまざまなニーズを想定したカスタマイズが可能

組成比、粒径、表面処理などニーズに合わせてカスタマイズいたします。お気軽にお問い合わせください。
下記は軟磁性材料用途における規格の参考値です。組成比、粒径、粒子形状はご要望に合わせて調整可能ですので、ご相談ください。

組成 鉄ベース合金(例: 鉄ニッケル(Fe-Ni)、鉄コバルト(Fe-Co)、鉄ニッケルコバルト(Fe-Ni-Co))
粒子形状 球状粒子
飽和磁束密度(Bs) 1.2 ~ 2.0T(成分に応じて任意に調整可能)
平均粒径 0.2 – 1.0μm
表面コート 表面に絶縁コーティングが可能

鉄ニッケルコバルト合金粉の用途・用法例

鉄ニッケルコバルト合金粉の用途とその可能性

当社の鉄ニッケルコバルト系合金粉末は、特性を活かし以下の用途への展開が期待されています。

軟磁気特性の用途例

  • インダクターコア材料
  • 電磁シールド材料

微細な合金粉末の用途例

  • 粉末冶金
  • 金属射出成形
  • 3Dプリンティングなどの成形用材料

触媒材料の用途例

  • 水素製造
  • ダイヤモンド合成
  • 亜鉛空気電池などの触媒材料

鉄ニッケルコバルト合金粉の事例紹介

独自の湿式合成法を金属粉粉末の製法

金属粉粉末の製法は、アトマイズ、噴霧熱分解、PVD、湿式合成、カルボニル法などがありますが、当社の鉄ニッケルコバルト系合金粉は、湿式による晶析で製造されています。湿式による晶析は低エネルギー消費で安全な製造プロセスです。

湿式合成法に関するコラム「晶析とは」を詳しく見る

FAQ

鉄ニッケルコバルト合金粉についての
よくある質問

鉄ニッケルコバルト系合金粉の粒度分布はどのようになっていますか?
当社の鉄ニッケルコバルト系合金粉は、精密な粒度制御を行うことで製造されており、平均粒径が0.2~1.0μmの範囲において範囲で任意に制御可能であり、非常にシャープな粒度分布を有しています。
鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)以外の元素との合金もできますか?
当社が採用している湿式製法の制約から、鉄と化学的に近い性質を持つ元素とのみ合金化可能です。
インダクタへの利用でどのような特性の向上が期待されますか。
当社の鉄ニッケルコバルト系合金粉は、粒径が小さく飽和磁束密度が高いため、高周波での損失の低減や直流重畳特性の向上に貢献します。

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