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リスクが少ない希土類磁石はないのか? 希土類磁石材料

希土類元素の高騰リスクで、希土類磁石の使用に踏み切れない

=ユーザーからの声=

“NdFeB(ネオジム鉄ボロン)磁石を使えば磁石を小さく強力にできるので、NdFeB磁石を使ったモーターの設計を進めたい。でも、EVやHEVなどでNdFeB磁石は需要増となることが予想されており2011年の希土類高騰の時のように入手が困難になることや自社製品に価格を転嫁せざるを得ない状況になることを考えるとリスクが大きくて使いづらい…”

“モーターの磁気回路の設計をいろいろ工夫してフェライト磁石など希土類磁石を使わない設計を試しているが、既存磁石材料では磁力が低く設計の工夫だけでは限界があり、顧客ニーズに合う製品が作れていない…”

“既存磁石材料では他社とも似た構造となり、モーター単体での差別化が困難なので制御系で何とか差別化するしかない…”

“原料リスクが少ない材料で強力な磁石を使いたいが良い材料がわからない…”

私たちからのご提案

住友金属鉱山のWellmax®-S1/S3/S4シリーズ製品は、原料調達や価格変動のリスクが少ないSm(サマリウム)を使用し、Nd(ネオジム)やDy(ディスプロシウム)は一切含まない材料です。
希土類価格は、主要生産国の中国の政策により2010年頃から急激に高騰しました。これを契機にオーストラリアやインドでの鉱山開発が着手され、2011年をピークに希土類価格は下落に転じました。しかし、NdやDyは高騰前価格には戻らない若干の変動を含む価格で推移し、生産国は中国偏重の傾向が続いている状況です。一方で、Wellmax®製品で使用するSm-Oxide(酸化サマリウム)は、希土類価格高騰時に他元素と同調して高騰しましたが、2015年頃には高騰前の価格に戻り、以降は高騰前と同等の価格で2020年現在も安定に推移しています。
鉱石には、含有量は違うものの、いずれの鉱石中にも多数の希土類元素が含有されています。需要が少ない元素は、元素を分離する途中の中間生成物として溶液や酸化物の状態でストックされています。
Smは、SmCo(サマリウムコバルト)磁石や当社SmFeN磁石以外に工業製品としてのニーズは見つかっておらず、数量は定かではありませんが現在も多くの生産者でストックされており、今後も価格・供給とも安定に推移する見通しを立てています。

希土類原料の価格推移(Argus Metals Internationalデータより)

可能性は無限大です

Wellmax®-S1製品は、2~3μmのSmFeN磁石粉でいろいろなバインダーに混ぜて使用することも可能です。(※危険物第2類可燃性固体に該当します)

Wellmax®-S3/S4製品は射出成形磁石材料なので、磁石に凹凸やリブ、偏肉などさまざまな形が容易に実現できます。更に外観上は同じ形状で合っても配向に工夫を加えることで、他社と差別化された秘匿性が高い磁石とすることができます。
Wellmax®によって実現した、原料リスクを「減らす」機能、他社との差別化で秘匿性を「高める」機能は他分野でも応用可能です。
あなたの持つイマジネーションを「Wellmax®」で実現してみませんか?

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