タップ密度
タップ密度とは、ある重量の粉体を容器に入れ、容器をタップして粒子間の隙間を詰めた体積で割った値です。
一方、かさ密度とはある重量の粉体を容器にそっと入れた体積で割った値です。したがって、真密度>タップ密度>かさ密度の順番になります。
タップ密度は、粒子径、粒度分布や形状の影響を受けます。
大きな粒子だけではタップしても詰まり難いのですが、そこに粒子間の隙間を埋める小さな粒子も混じっているとタップ密度が上がります。これを「空隙率が減る」とも表現します。
また、表面が凸凹した粒子、空洞がある粒子のタップ密度がかさ密度よりあまり大きくならないことは容易に想像できます。
最終編集日:20230725
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